1.6.0 へのアップグレード
Reveal SDK v1.6.0 リリースでは、多数の重大な変更が導入されました。このガイドを使用して、アプリケーションを更新するために必要な手順を参照してください。
ライセンス
Reveal SDK のライセンス付与方法に大きな変更があります。カスタマーは、カスタマー ポータルを開いて、新しいライセンス キーを取得する必要があります。
デフォルトでは、Reveal SDK は、ユーザーの「ホーム」ディレクトリの下で .revealbi-sdk
という名前のフォルダー内の license.key
というファイルで有効なライセンスを検索します。
「ホーム」ディレクトリは、お使いの OS によって異なります。
- Windows:
C:/Users/your-user-name/
- Mac:
/Users/your-user-name/
- Linux:
/home/your-user-name/
ライセンス キーを受け取ったら、「ホーム」ディレクトリにある .reveabi-sdk
という名前のディレクトリ内に license.key
という名前のテキスト ファイルを作成してください。このファイルにライセンス キーをコンテンツとして記載します。
例えば、Windows を使用している場合、ライセンス ファイルの場所は C:/Users/ユーザー名/.revealbi-sdk/license.key
になります。
ライセンス キーはアプリケーション コードで 指定することもできます。
- ASP.NET
- Java
- Node.js
services.AddMvc().AddReveal(builder =>
{
builder.AddSettings(settings =>
{
settings.License = "LICENSE_KEY";
});
});
RevealEngineInitializer.initialize(new InitializeParameterBuilder().
setLicense("LICENSE_KEY").
build());
const revealOptions: RevealOptions = {
license: "LICENSE_KEY",
};
app.use("/", reveal(revealOptions));
ASP.NET 6.0 へのアップグレード (ASP.NET のみ)
Reveal SDK v1.6.0 には、ASP.NET 6.0 (ASP.NET Core 6.0 とも呼ばれる) 以降が必要になりました。ASP.NET 6.0 よりも古いバージョンを使用している場合は、ASP.NET プロジェクトをアップグレードする 必要があります。
データ ソース (ASP.NET のみ)
データ ソースは別の NuGet パッケージに移動されました。これは、データ ソースを使用するすべてのコードが壊れることを意味します。データ ソースが個別のパッケージに移動されただけでなく、データに関連するすべての名前空間が新しい Reveal.Sdk.Data
名前空間に移動されました。
次の手順では、データ ソースを修正する手順を説明します。
手順 1: NuGet からデータ ソース パッケージをインストールします。このサポートされているデータ ソースのリストを確認し、NuGet から必要なデータ ソースをインストールします。
手順 2 - データ ソースを Reveal SDK に登録します。各データ ソースでは、builder.DataSources.RegisterXXX
メソッドを呼び出してデータ ソースを SDK に登録する必要があります。例:
- ASP.NET
using Reveal.Sdk;
using Reveal.Sdk.Data;
builder.Services.AddControllers().AddReveal( builder =>
{
//all data sources use the RegisterXXX naming convention
builder.DataSources.RegisterMicrosoftSqlServer();
builder.DataSources.RegisterAmazonAthena();
builder.DataSources.RegisterGoogleDrive();
});
手順 3 - using Reveal.Sdk.Data;
名前空間を AuthenticationProvider クラスと DataSourceProvider クラスに追加します。IRVAuthenticationProvider
、IRVUserContext
、RVDashboardDataSource
などのオブジェクトは、Reveal.Sdk.Data
名前空間に移動されました。
using Reveal.Sdk.Data;
手順 4 - 新しいデータ ソースの名前空間を AuthenticationProvider クラスと DataSourceProvider クラスに追加します。
各データ ソースの名前空間は、NuGet パッケージ名と一致するように変更されました。例えば、RVSqlServerDataSourceItem
、RVAthenaDataSource
、RVGoogleDriveDataSource
を使用する場合は、次の名前空間を追加する必要があります。
using Reveal.Sdk.Data.Microsoft.SqlServer;
using Reveal.Sdk.Data.Amazon.Athena;
using Reveal.Sdk.Data.Google.Drive;
Quill.js を削除する
Reveal SDK は Quill.js に依存しなくなりました。Quill.js へのすべての参照を見つけて削除します。
Quill.js CDN リンクを使用する場合は、次の手順を実行します。
- 次の CSS リンクを見つけて削除します。
<link href="https://cdn.quilljs.com/1.3.6/quill.snow.css" rel="stylesheet" type="text/css" >
- 次の JavaScript リンクを見つけて削除します。
<script src="https://cdn.quilljs.com/1.3.6/quill.min.js" ></script>
availableChartTypes を削除する
revealView.availableChartTypes
プロパティは削除され、新しい revealView.chartTypes
プロパティが使用されます。
新しい chartTypes
プロパティは項目の配列となり、チャート タイプ ドロップダウンの項目をより柔軟に制御できるようになりました。この新機能の詳細については、チャート タイプトピックを参照してください。