インメモリ データ ソースの追加
Reveal SDK を使用すると、アプリケーションの実行時に生成されたデータを使用してダッシュボードを作成できます。このデータは通常、アプリケーション内で使用されるビジネス オブジェクト (POCO クラス) によってサポートされます。このタイプのデータは、インメモリ データと呼ばれます。
アプリケーションのインメモリ データを Reveal SDK のデータ ソース項目として追加するには、主に 3 つの手順があります。
手順 1 - IRVDataProvider
を実装するクラスを作成します。このクラスは、Reveal SDK に返される実際のインメモリ データを提供します。RVInMemoryDataSourceItem.DatasetId
プロパティをチェックして、返すデータを確認する必要があります。
class MyInMemoryDataProvider : IRVDataProvider
{
public Task<IRVInMemoryData> GetData(RVInMemoryDataSourceItem dataSourceItem)
{
if (dataSourceItem.DatasetId == "MyDataSetId")
{
return Task.FromResult<IRVInMemoryData>(new RVInMemoryData(data));
}
else
{
throw new Exception("Invalid datasetId");
}
}
}
GetData
メソッドは、Task<IRVInMemoryData>
を返します。つまり、使用するインメモリ データはすべて RVInMemoryData
オブジェクトでラップする必要があります。RVInMemoryData
オブジェクトの新しいインスタンスを作成し、インメモリ データをパラメーターとしてオブジェクト コンストラクターに渡すだけです。
手順 2 - RevealSdkSettings.DataProvider
を IRVDataProvider
を実装するクラスのインスタンスに設定します。
RevealSdkSettings.DataProvider = new MyInMemoryDataProvider();
手順 3 - RevealView.DataSourcesRequested
イベントに RVInMemoryDataSourceItem
を作成します。
<rv:RevealView x:Name="_revealView" DataSourcesRequested="RevealView_DataSourcesRequested" />