データ ソース
現在、Reveal SDK は、Reveal SDK core パッケージからデータ ソースを分離する過程にあります。プロジェクトの継続的な機能を確保するために、プロジェクトに追加のパッケージをインストールすることが必要になる場合があります。詳細については、サポートされるデータ ソース トピックを参照してください。
Reveal SDK は、分析ツール、コンテンツ マネージャー、クラウド サービス、CRM、データベース、スプレッドシート、公開データ ソースなど、30 を超えるデータ ソースをサポートしており、毎月さらに多くのデータ ソースが出荷されています。データ ソースは、ダッシュボードのどこからデータが取得されるかを定義します。各データ ソースには、接続文字列、ユーザー ID、パスワードなど、データに接続してデータを取得するためにコードで設定した固有のプロパティがあります。
Reveal SDK には、データ ソースに関して 2 つの概念があります。
- データ ソース - これはデータの主要なソースです。たとえば、SQL Server をデータ ソースにすることができます。
- データ ソース項目 - これは、データ ソースから利用できる特定の項目です。例えば、SQL Server の特定のテーブル。
データ ソース (データ ストア) とデータ ソース項目 (データ項目) は、Reveal View の [データ ソースの選択] ダイアログで別々に分類されます。
Reveal SDK でデータ ソースを作成するには、2 つの方法があります。
- クライアント側
- サーバー側
データ ソースのインストール
Reveal SDK で使用するデータ ソースを作成する前に、Reveal SDK アプリケーションで使用するデータ ソースごとに正しいパッケージをインストールする必要があります。
手順 1 - 使用するデータ ソースのパッケージをインストールします。どのデータ ソースがサポートされているか、およびどのパッケージをインストールする必要があるかについては、サポートされているデータ ソース セクションを参照してください。
手順 2 - データ ソース パッケージをインストールした後、データ ソースを Reveal SDK に登録します。
- ASP.NET
- Java
- Node.js
- Node.js - TS
using Reveal.Sdk;
using Reveal.Sdk.Data;
builder.Services.AddControllers().AddReveal( builder =>
{
//all data sources use the RegisterXXX naming convention
builder.DataSources.RegisterMicrosoftSqlServer();
});
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クライアントでのデータ ソースの作成
クライアントでデータ ソースまたはデータ ソース項目を追加するには、RevealView.onDataSourcesRequested
イベントにイベント ハンドラーを追加します。イベント ハンドラーでは、ダッシュボードで使用されるさまざまなタイプのデータ ソースまたはデータ ソース項目のインスタンスを作成するコードを記述します。次に、これらのインスタンスを callback
に渡して、[データ ソースの選択] ダイアログで使用できるようにします。
var revealView = new $.ig.RevealView("#revealView");
revealView.onDataSourcesRequested = (callback) => {
//provide all data sources and data source items in callback
callback(new $.ig.RevealDataSources([], [], false));
};
- データ ソースは、コールバックの最初のパラメーターに配列として提供されます。
- データ ソース項目は、コールバックの 2 番目のパラメーターに配列として提供されます。
- 3 番目のパラメーターは、ダッシュボードに保存されているデータ ソースが [データ ソースの選択] ダイアログに表示されるかどうかを決定します。
false
の場合、onDataSourcesRequested
イベントで作成されたデータ ソースのみが表示されます。
クライアントでデータ ソースを作成するときは、データ ソースまたはデータ ソース項目のすべての接続情報を提供することが重要です。例えば、MS SQL Server のデータ ソースを作成する場合は、host
や database
などの接続情報を提供する必要があります。データ ソース項目の場合は、table
を提供する必要があります。
revealView.onDataSourcesRequested = (callback) => {
var sqlServerDS = new $.ig.RVSqlServerDataSource();
sqlServerDS.host = "your-db-host";
sqlServerDS.database = "your-db-name";
sqlServerDS.title = "My SQL Server";
var sqlServerDSI = new $.ig.RVSqlServerDataSourceItem(sqlServerDS);
sqlServerDSI.title = "My SQL Server Item";
sqlServerDSI.table = "TableName";
callback(new $.ig.RevealDataSources([sqlServerDS], [sqlServerDSI], false));
};
データ ソースまたはデータ ソース項目で使用できるプロパティについては、データ ソースの対応するヘルプ トピックまたは API ドキュメントを参照してください。
クライアントで JavaScript を使用してデータ ソースとデータ ソース項目を作成すると、サーバー名、ホスト名、IP アドレス、ポート番号、エンドポイントなどのすべての接続情報がブラウザーに公開されます。これにより、ユーザーはこれらの値を表示できるだけでなく、変更することもできます。公開する情報に注意し、クライアント側のアプローチを使用してデータ ソースを作成することに関連する潜在的なセキュリティ リスクを考慮することが重要です。
サーバーでのデータ ソースの作成
サーバーでのデータ ソースまたはデータ ソース項目の作成は、クライアントでの作成と似ています。主な違いは、クライアントで接続情報が提供されないことです。IRVDataSourceProvider
を実装することにより、すべての接続情報がサーバー上で提供されます。
イベント ハンドラーを RevealView.onDataSourcesRequested
イベントに追加することから始め、データ ソースとデータ ソース項目を作成します。この例では、MS SQL Server を使用しています。データ ソースの識別に使用できる id
と、[データ ソースの選択] ダイアログに表示される title
のみを設定していることに注意してく ださい。
var revealView = new $.ig.RevealView("#revealView");
revealView.onDataSourcesRequested = (callback) => {
var sqlServerDS = new $.ig.RVSqlServerDataSource();
sqlServerDS.id = "MySqlServerDataSource";
sqlServerDS.title = "My Sql Server";
var sqlServerDSI = new $.ig.RVSqlServerDataSourceItem(sqlServerDS);
sqlServerDSI.id = "MySqlServerDataSourceItem";
sqlServerDSI.title = "My Sql Server Item";
callback(new $.ig.RevealDataSources([sqlDataSource], [sqlServerDSI], false));
};