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検索/行列計算フィールド

検索/行列フィールドは、現在のスプレッドシートとダッシュボードで動作し、セル、行、ダッシュボード変数へのテキスト参照を返します。

注記

以下の表のすべてのサンプルは HR Dataset 2016 スプレッドシートで作成されました。

検索/行列関数

関数名構文とサンプル
previous: previous は、expression として選択したフィールドの値で結果を取得できます。構文: previous({expression},{first value})
サンプル: previous([Wage],1)
row: row は、データ ソース内のすべての行の現在の行の番号を返します。構文: row()
サンプル: row()

Previous

前の計算フィールドでは、expression で選択したフィールドの値で結果を取得できます。引数を 2 つ設定します。

  • expression: データ ソースのフィールドの 1 つ。

  • first value: デフォルトで空の最初の行の値。

サンプル

以下は、HR Dataset 2016 の「Employees」シートを抽出したものです。

EMPLOYEEIDFULLNAMEDEPARTMENTOFFICEWAGE
1.00Joan BaezDevelopmentMontevideo, Uruguay36542.00
2.00Zurbuch ThompsonDevelopmentCranbury, New Jersey, USA76865.00
3.00Zimmermann MillerDevelopmentCranbury, New Jersey, USA73768.00
4.00Zurcher ReidDevelopmentSofia, Bulgaria36018.00

以下の計算フィールドを追加します。

previous([Wage],1)

以下は計算フィールドの結果です。

EMPLOYEEIDFULLNAMEDEPARTMENTOFFICEWAGEprevious Field
1.00Joan BaezDevelopmentMontevideo, Uruguay36542.001.00
2.00Zurbuch ThompsonDevelopmentCranbury, New Jersey, USA76865.0036542.00
3.00Zimmermann MillerDevelopmentCranbury, New Jersey, USA73768.0076865.00
4.00Zurcher ReidDevelopmentSofia, Bulgaria36018.0073768.00

表に示すように、2 つ目の行は 2 つ目の行に [WAGE] 値を返します。関数で設定したとおり列の最初のセルを 1 で埋めます。